健康・美容にお奨めのファイトケミカルスープ

大病一つせず、健康には自信があった私ですが、検診で乳癌が発見されたときは、正に晴天の霹靂でした。

この時に知人からいただいた本が肝炎の治療と癌の免疫療法を行っている高橋弘先生執筆の本です。先生は病気を治すには薬だけではなく、病気の根本にある食事の見直しが必要とのお考えのもと、癌患者さんを対象に癌に効果のある食材を選び、ファイトケミカルスープを考案しました。ファイトケミカルとは野菜や果物などの植物に多く含まれる天然の機能成分のことです。

食材選びのベースは米国国立がん研究所が発表したがんの予防効果がある食品(40種類の植物性食品)です。このスープにはがんを予防する①活性酸素を消去する抗酸化作用、②発がん物質を除去する解毒作用、③免疫力を高める免疫力増強作用、④癌の増殖を抱える抗ガン作用の四つの効果があるそうです。

 このスープを毎日食することで、冷えの症状も以前よりも、軽減されてきており、日々の食事の重要性を改めて、実感しております。もちろん、このスープはがんだけでなく、ダイエットや美容にもおすすめです。早速、野菜スープを作ってみましょう。

 

ファイトケミカルスープ

材料

人参   100g

かぼちゃ 100g

キャベツ 100g

玉ねぎ  100g

 

作り方

玉ねぎは表面の固い皮を剥がし、人参、かぼちゃ、きゃべつ、一口大に切り、お鍋に1ℓのお水と野菜を加え、20分煮る。なお、野菜のうまみが十分引き出されているので、調味料は加えません。

この四つのお野菜が基本形となりますが、私はこの野菜群ににんにくと生姜、しいたけ、セロリも加えて一緒に煮こんでいます。

また、玉ねぎの皮やへた、かぼちゃの種、わたはほかの部分に比べファイトケミカルや栄養分が多いことから、お茶の袋または、ざるに入れて、一緒にスープと煮こんで、まるごと活用しましょう!


私はこのスープを朝と晩にメインの食事の前に頂いています。最初のうちはスープに一切調味料を入れないため、物足りなく感じますが、この野菜本来の旨みの効いたスープの味に慣れてくると、今度は調味料は極力控えたくなるので、面白いですね。